エアーブラシで塗装
エアーブラシで塗装してみたい

まず、何で高いお金を出してまで、エアーブラシで塗装しなければならないのでしょうか?

最近のガンプラなどは色分けが、かなりのレベルまでされているので、
ただ組み立てただけでも、それなりの見栄えがします。

しかしあえて云います。
それで、満足ですか?筆塗りで満足してますか?

正直にいって、ブラシで塗装したものは、塗装の膜が薄いので、ガチャガチャと遊ぶと塗装が剥がれます。
しかし、飾っておく分には、見栄えがハッキリと違います。

間違いなく、筆塗りよりも
3倍〜5倍(当社比?)上手くなったがします!!

と云う訳で、エアーブラシ&コンプレッサーをご検討中のあなた!!
ちょっと値が張りますが、この際買っちゃいましょう。
(あくまでも自己判断でね。責任はもちません)

小中学生はお年玉で?
高・大学生はお小遣いorバイト代で?

社会人は問題ないはず?

妻帯者はいろいろ頑張ってなんとかしましょう。(爆)



エアーブラシを購入するにあたって。
コンプレッサーも同時にそろえましょう。だいたい1万〜3万円くらいで揃います。
エアー缶でも良いのですが、真面目にガンダムのMG(マスターグレード)クラスを塗装すると、大体2〜3本(大きい缶)は消費しますからね。コストパフォーマンスを考えれば、始めからコンプレッサーも購入したほうがお得です。
MGを1体だけ作るって方にはエアー缶のほうがお勧めですが。まずそんな方はいないでしょうしね。
それに、エアー缶ですと、圧力が安定しないので、使いにくいですから。(経験済み)



これが、自分の使っているものです。
●エアーブラシ(ハンドピース) : タミヤ スプレーワークHG エアーブラシ(ダブル)
●コンプレッサー : Mr.リニアコンプレッサーL5/圧力計付レギュレーターIIセット PS303


以下は必要がないかもしれないものですが。
ホース用Mr.ジョイント(3点セット) 
Mr.エアーホース・PS(細)スパイラル
エアテックス クイックプラグ
エアテックス クイックジョイント


Mr.ジョイントはタミヤとの規格が合わなかったため、購入したものです。
スパイラルホースはなんとなく、格好です。
クイックプラグは、ワンタッチでブラシを変更できるアタッチメント。複数のブラシをお使いの方にはお勧めです。
Mr.ワンタッチホース1/8(S)ストレートと同じような物ですね。ホースがないだけ。

エアーブラシにはいくつか種類がありますが。
お勧めは、先端のニードルが0.3ミリ、シングルアクションかダブルアクションが初めての方には良いと思います。
もちろん、ニードルが0.2ミリ〜0.4ミリの間やそれ以上のものでも問題はありませんよ。細噴きは0.2ミリ、大きなものは0.4ミリの方が使いいやすい事は確かですが、その中間をとって0.3ミリくらいが理想かな?って思う訳です。
動作方式違いはいろいろメリット・デメリットがありますので、標準的なシングルorダブル方式をお勧めしておきますが。
ちなみに押して引くのがダブルアクション、押すだけのがシングルアクションです。
正直言って、ダブルアクションに慣れてしまうと、シングルタイプはかなり使いにくいです。
その他に吸い上げ式・ガンタイプなどがあります。この二つはどちらかといえば、広範囲の塗装に向いていますので、サフ噴きやベタ塗り、トップコート用などに向いているといえます。

これをふまえて・・・・下記に表にしてみました。お薦め度は自分の個人的な見解ですので・・・。
それなりにセレクトしてみましたので、お薦め度は低くても問題はないですよ〜

高い ← お薦め度 → 低い
エアーブラシ
コンプレッサー
セット
塗装ブース  

その他・・・場合によっては必要になったりします。


道具が揃ったら・・・
どんな道具にもいえる事ですが、取扱説明書には必ず目を通しておきましょう。
手入れの仕方から、分解の仕方、塗装のやり方まで、基本的なことは大体書いてあります。
これはタミヤHGの取説です。
左画像の上は通称
うがいと云われている掃除の仕方です。エアーを逆流させて、ブクブクとやるのでそう呼ばれています。
通常作業では塗料を変えるたびに行う基本中の基本ですね。
大抵は3回〜5回ほどこのうがいを繰り返して、残った塗料を掃除します。

ひと作業が完了しましたら、右の画像の取説のように分解して
大掃除してあげると、次に使うときに問題なく使用できます。


ついでですので、コンプレッサーの手入れも。
エアーブラシほど小まめにメンテナンスする必要はありませんが、左の画像のようにたまに水分除去の瓶に溜まった水を捨ててあげてください。(気持ち溜まっているのわかります?)
高い湿度は塗装に影響しますので、こういう機能があると便利ですが、どうしても必要という訳ではありません。

写真右。フィルターのお掃除です。
自分はこのページを作るにあたって購入してから初めてあけました。
かなり汚れているものです。その後、台所用の洗剤で洗って綺麗にしました。1年に1度くらいはやってあげたい掃除ですね。


☆塗装してみましょう〜
いきなりメンテナンスから入ってしまいましたが、さて塗装です。
塗装は換気の良い場所でやるのは当然ですけど、それにプラスして塗装ブースもあると便利です。
自分などはラッカー系の塗料を使うのが通常ですので、部屋中がかなりシンナー臭くなります。
塗装ブースの使用目的は、この匂いを外に出すという役割よりも、ブラシで噴いた塗料のミスト(粒子)を撒き散らさない事が目的となります。
自分のように自作(画像)しても構いませんし、市販品を購入しても構いません。
市販品ですと、だいたい1万円前後で購入出来ると思いますので、自作コストとの兼ね合いを考えて検討してみてください。
自分のは約5,000円弱くらいで作りましたが、手間暇を考えるといい勝負かもしれません。(笑)
しかし自分で作るからこそって、モノもあるのではないかとも思ってますけど。


さて塗装なのですが、購入してきた塗料はエアーブラシの場合、そのままでは濃すぎるので、溶剤で希釈(薄めて)して使用します。
大まかな希釈率を下図にしてまいましたが、
あくまでも目安と考えてください。
エナメル塗料などではよくある事なのですが、
長いあいだ店頭に並んでいたものなど、かなり濃いものなどがありますので。噴いてみて、濃すぎると思ったら、すぐに洗浄してさらに薄めて使用してください。
同じラッカー系でも希釈率が違うものもありますので、解らないものなどはお店の方に聞いて使用してみてください。
経験しているうちに段々と希釈率のコツはつかめてくると思いますので。

種 類 希釈率 説  明
ラッカー系 2〜4倍 匂いが独特なシンナー臭がしますが、多くのモデラーが使用しています。
塗膜も他のホビーカラーの中では強いです。
エナメル系や水性系とも干渉しにくいオールマイティな塗料です。
エナメル系 2〜3倍 主に、墨入れやウォッシング&ウェザリンクなどに使用します。
水性系との相性はラッカー系よりも悪いですが、それほど多くは干渉しません。
筆塗りで使用することが多く、サブ的な役割ですが、ブラシで噴く事もありますので希釈率をのせておきました。
水性系 0〜2倍 匂いも少なく安全な塗料の水性系です。
プラモメーカーの多くは、安全ですのでこれを推奨してます。
用具の手入れも水道水で出来ますが、ブラシを使って希釈する場合は、専用の溶剤を使用したほうが、乾燥時間が短くてすみます。
瓶サフ 2〜3倍 サーフェーサーです。通称瓶サフと呼ばれています。
ブラシ塗装の場合は、筆塗りと比べ物にならないくらい、塗膜が薄いので直接プラモに塗装してしまうと剥がれやすいので、プラモと塗料の接着剤のような役割をしてくれます。
ペーパーがけの傷を消す(埋める)役割もあります。

注意:希釈率は、塗料:1 に対して溶剤:1 で、2倍と表記しております。


☆細噴きなどについての調整
グラデーション塗装をする時や、ちょっとだけ噴きたいときなどに良く使う方法です。
細噴きは一朝一夕でできるものではありませんので、
経験と練習あるのみなのですが、エアーブラシやコンプレッサーの調整でそれに近づくことが出来ます。

エアーブラシには、お尻に塗料を噴きすぎないための調整つまみで塗料の噴射量を調整し、コンプレッサーで、圧力(風量)を調整します。
(種類によってはないものもありますし、調整場所も異なる場合もあります)

ちなみに、の画像は吸い上げ式の調整部分の画像です。
吸い上げ式では先端の吸い上げ軸の部分に調整する場所があります。

<クレオスのプロスプレーMK−3>
写真上側にまわす(開ける):広範囲に吹き付けます
写真下側にまわす(絞める):細噴きになります
と説明書には書いてありました。
<たーちゃん さんより画像&解説を提供していただきました。ありがとうございます。>



圧力計は始めのころこそ必要ですが、慣れてくると自然に調整できるようになったりします。
参考までにプロの意見ですが、両方とも全開で使用し、自分の感覚で微調整したほうが上手くなるそうです。
けど、プロを目指しているわけではありませんしね〜。


圧力計の調整の量なのですが、こちらもあくまでも目安ですが。
画像左から・・・・
0.13 MPa : コンプレッサーのスイッチを入れた状態。(左)
0.08 MPa : 全開でエアーを噴出した状態。(中央)
0.05 MPa : つまみで、圧力を抑えたじょうたい(右)


細噴きの場合は、ブラシの調整もそうですが、エアー圧力はだいたい右の画像のように少し押さえめにしてやってあげます。
圧力を抑えすぎると、逆に塗料が噴射しないので、その見極めが必要になりますけど。
これは塗料の濃度が濃すぎる場合にも言えることです。
濃すぎると、蜘蛛の糸のようなものを噴くので、すぐに認識できるはずですし、濃度がちょうど良くても、メタリック系の粒子が重い塗料の場合は噴射できない場合もあります。


☆おまけ・・・ラッカー系溶剤

みなさんがよくお使いのラッカー系溶剤は、
Mr.レベリングうすめ液だと思いますが、左の画像はエアーブラシ用のやつですが、エアーブラシ用と普通のでは何が違うのかというと、まず価格が100円ほど違いますね。
なぜエアーブラシ用のほうが高いかというと、ラッカー系は乾燥が非常に速いので、塗装中に乾燥してしまっては困るので、
エアーブラシ用の方には、乾燥を遅らせる乾遅剤が混入されているそうです。

実際の体感からいうと、そんなに違いはないようですが、気になる方はエアーブラシ用を使用してくださいね。

自分の場合は、希釈には「エアーブラシ」用を使いますが、洗浄などには他のを使用しています。

最近は、画像右の ガイアノーツ 「ラッカー溶剤」特大 を使用しております。
これは値段も1000mlで1000円ほどと超お得な溶剤ですね。そのうち完全に乗り換えてしまうかもしれません。