ガレージキット 制作 2
ガレージキットを作ってみようU
今回は、ガレージキットを作ってみようの続編ですが、
どちらかというと製作日記に近い形で進行していきます。
そんな訳で、今回は固定モデルのレポートですが、仮組みまでは、終了していて、
完成塗装まで、順を追って説明していきます。
ガンプラなどにも応用できるものもあると思いますので、軽い気持ちで、読んでくださいね。

こちらが、キット付属の完成状態の写真です。
ストレートで組むとこうなります。

そしてこれが、仮組み状態です。
ポージングに動きを付けてみました。違いが判ります?
剣はこの時点では装備してませんが。



◎ 固定モデルの仮組みの補足 ◎
ガレージキットの多くは、固定モデルが主流ですので、ポージングは始めから決まってしまっていますが、
全くポージングの変更が出来ない訳ではありません。そこで登場するのが、パテです。

とりあえず、こうしたいってポージングで、真鍮線を通して仮組みしてみます。
もちろん真鍮線が丸見えでも問題ありません。
そこで隙間などが空いた部分をパテで埋めていくのですが、そのままですとそれで固定されてしまいますので、
どちらか一方に油分の多いものを塗って接着を防ぎます。大抵はメンタムなどでやるのですが、油分が多ければなんでも構いません。自分の場合はメンタムが見つからなかったので、虫刺されの「ムヒ」でやってしまいました。

パテでも種類がありますが、この場合はエポキシパテが一番適していますので、エポパテである程度形を作り、固まったあとで、ポリパテやアルテコパテなどで微調整してくださいね。

★ちょっと豆知識!
エポパテは硬化時間が6〜12時間くらいかかるので、造形をイジルのにはそれほど急がなくても構わないって利点がありますが、逆に待ち時間がかなりかかってしまうのが難点です。
そこで、それを短縮するのに、冬場なら「コタツ」に入れておきましょう〜。
2〜3倍の速度で固まりますので。
夏場でしたら、直射日光のあたらない暖かいところでも同じ効果が得られます。
ドライヤーなんて強引な手もありますが、熱量が表面部分にしかあたらないので、上手く硬化しない可能性がありますので、やめておきましょう。



スジ彫り&下地処理(400番)
バリ取りはすでに済んでいるので、細かいバリ取りと下地処理の段階に進みますが!
ちょっと、まった〜。
ペーパーの前に、ついでにスジ彫りもしておきましょ〜。
ガンプラのMGクラスですと組み合わせで上手く処理されていたりするのですが、ガレキはそうはいきません。
画像の赤く線で引いた部分の堀を、丁寧に掘りなおしておきます。結構地味な作業でイヤになるかもしれませんが、完成したときの状態がかなり違ってくるので、必ずやっておいたほうが無難です。
これは、ガンプラのHGクラスではかなり使えます。MGでも小技として使える部分が結構ありますので、応用してみてください。
左の画像が掘ったやつですが、画像ではあまり判りませんね〜。

ちなみに
矢印は、ピンバイスなどで、穴を深くしておきます。これも良くやる手です。

この作業が終わりましたら、地道に
400番でペーパーがけします。



溶きパテ&下地処理(600番〜800番)
スジ彫りと400番でのペーパーが終わったら、削りカスをよく落としてから、画像の溶きパテ500番を塗って、細かいキズを埋めていきます。
今回は筆塗りでキズ埋めをしてみました。
筆塗りの場合のほうが塗膜が厚くなのるので、後々の処理が大変ですが、細かいキズは確実に埋まります。
もちろんブラシで噴いても構いませんが、溶きパテの説明にあるように、
口径は0.4ミリ以上のものを使用したほうが良いようです。
ブラシの場合は当然のごとく希釈して使用しますが、今回の
筆塗りの場合も、ブラシ用ほどではないにしろ多少希釈して塗りました。そのままではかなり濃いので、後処理がもっと大変になりますからね。

この溶きパテが乾燥したあとで、スジ彫りなどをもう一度軽めに彫り直し。
溶きパテで埋まったところもあるはずなので、もう一度やっておきましょう〜。あくまでも軽くね。

この処理が終わったら、600番→800番とペーパーがけをし、洗浄してから、1000番のサーフェーサーを噴きます。
もちろんさらに丁寧に仕上げるなら1000番以上までペーパーがけをしても構いませんが、自分は面倒なので。(笑)
そして1000番サフのあと、1500番〜2000番くらいの細かいので表面処理したほうが、綺麗に仕上がります。

これで、番手でいうと、400番→500番→600番→800→1000番→1500番となります。


サフの前に、洗浄!
下地処理が終了しましたら、サフなどのカスを軟らかいハケなどで綺麗に掃除してあげます。
エアーブラシなどで飛ばしてあげてもいいですね〜。
ちなみに、画像のハケは100円ショップのペンキ用のやつです。毛先が柔らかかったので、これを使用してます。

もちろんこの段階で、ヒケや気に入らない部分などがありましたら、パテなどで修整しましょう〜
自分も細かいところをかなりアルテコで修整しています。
ただ塗装のことも考えて進めていますので、それほど神経質になってやった訳ではありませんけどね。

掃除や修整が完了したら洗います。
この時、冬などで寒いからって
お湯で洗ってはいけません!
ぬるま湯くらいでしたら問題ありませんが、お風呂くらいの熱さがあると、キットが変形してしまう場合がありますので。
下記に小技としてその模様を載せてあります。

この洗浄でもハケや軟らかい歯ブラシで軽く擦って、削りカスを取り除いてくださいね。(ゴシゴシはやらないこと)
薄めの中性洗剤で油分を取ってもいいでしょう〜。


■ 小技っていうほどのものでもないですが、補足です ■
パーツの変形(画像:左)
上記で熱いお湯で洗ってはいけませんと書きましたが、それは変形するのを防ぐため。
逆をいえば、多少の変形はお湯やドライヤーでさせることも出来ます。
画像のいらないランナーでちょっとだけやってみたのがそれです。微妙に曲がっているのが判りますかね?
ガチャガチャなどで変形したのを戻すのと同じ原理ですが、やりすぎると割れてしまうので程ほどに。

透明パーツの処理(画像:右)
右画像の上がキットの状態で、下が下地処理をしたものです。明らかに違いますよね。
これはまだ一番最初の600番でペーパーがけしたものですが、ここからさらに番手を上げて、
1500番〜2000番までペーパーをかけていきます。それでもペーパーをかけた感じはありますが、ご心配なく、
TOPコートなどを噴けば、そのクリアは回復しますので。この時は結構快感です。
そのかわりサフは噴けないので、塗装をするときには、
メタルプライマーでサフの代用をします。



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