ガレージキット 制作
ガレージキットを作ってみよう
人それぞれ製作の仕方がありますので、
あくまでも自分のやり方で進行していきますね。
参考になれば良いのですが。


@.パーツチェック
10年以上前のWAVE初の可動ガレキ。1/144 ナイトオブゴールド JOKER3100です。
どうせでしたら可動キットが良いと思いましたので、しかも古いキットのほうが解りやすいとの判断で、このキットにしました。
ついに封印を解いたこのキットですが、いや〜キャストの色が濃いです。
今のヤツみたいにうすい卵色ではなく、年代を感じますね

通常はガレキ購入した段階でパーツチェックを行ないます。たまにですが足りないパーツがあることがありますので。
プラモデルと違い、ガレージキットは少数生産ですので、購入から時間がたつとパーツ請求が出来ない場合がある為。
(自分の場合は面倒くさいのでチェックしません。お陰でたまに痛い目をみることがあります。真似しないようにね)


A.パーツ洗浄&簡単バリ取り
パーツ洗浄の前に、簡単なバリ取りをしておきます。左画像の赤く塗った部分がバリ(いらない部分)ですね。
プラモデルと同じ様に綺麗にカットするのではなく、1〜2ミリほど残してカットします。
残した部分は、ヤスリやカッターなどで取り除きますが、この段階では簡単に済まします。
注意:バリだが必要な部分かの判断がつかない場合は、無理やり切断せず必ず残しておきます。

バリが取り作業が終わりましたら、離型剤を取り除くための洗浄をします。(右画像)
注意:ガレージキットは型から抜く為に離型剤を使用しています。このままでは塗装しても塗料が乗りません。
洗浄は、家庭用の中性洗剤・研磨材入りクレンザー・専用離型剤落とし などなどで行ないます。
ここでは離型剤落としを使用して、100円ショップで購入したサラダボールで洗浄しました。
古いキットですので、30分ほど離型剤落としに漬けたあと、歯ブラシでゴシゴシと落としました。
通常漬ける場合は5〜10分ほどで十分です。もちろん即洗浄でも問題はありません。
洗浄はどちらかといえば表面よりも、モールドなどの隙間を中心に念入りに行いますが、
力を入れすぎるとパーツを傷めることになりますので、程ほどにゴシゴシ洗ってください。
全部のパーツの洗浄が終わりましたら、水で軽く洗い、良くふき取ります。
洗浄前と比べて、パーツに艶が無くなればOKです。
変化が感じとれなければ、取り合えずもう一度洗ってみるのも手ですが、自分の洗濯能力を信じて進みましょう。


B.仮組み-(1)
まずは、雑誌等の作例を見て、自分の作りたいイメージをします。(これは本当に大事)
今回は改造などはせず素組で完成させる予定なのですが、キットをイジる予定でもこの時にはイメージでとどめます。
とりあえず改造など、全ては仮組してから始めましょう。
左画像の資料は、「電気騎士伝説」に同じキットの作例が載ってましたので、それを参考にしてやっていきます。
それにしても可動範囲が狭いですね。まぁ古いキットですし、ガレキは本来固定だからこそ見栄えがするものですから。

さて仮組み開始です。
説明書をみながら、ポリパーツをはめ込んでいきますが、この時点での瞬着によるポリの接着はしないでおきます。
後々の微調整が利かなくなる場合がありますので。
胴体には3ミニのドリルで穴を空けでパーツをはめ込んでいます。
このドリルはキット付属のもので、親切なようですが、はっきりいって使いにくいかったので、画像はイメージです。
このときに塗装に影響がないと思われるパーツなどは接着してしまいます。(この辺はプラモと同じですね)
(なるべくパーツパーツを1つにまとめる事が大事なのですが、無理をする必要はありません)
注意:ポリキャップとガレキの接続部がゆるい場合は、少量の瞬着をポリキャップ等に塗って穴をきつくしますが、
    接着自体はしないように慎重に作業してください。あくまでも仮組みですから。



C.仮組み-(2)
最近のガレキでは当たり前になってきた真鍮線などを空ける穴の位置がハッキリと判ります。
このキットはポリ可動ですので、ポリ部分は判別しやすいのですが、さすがに真鍮線の位置は印が付いてませんでした。
とりあえず左の画像は、右から加工前、穴あけ後、ポリはめ込みになっております。

ここのパーツは全部でポリキャップを各4個加工して使用するのですが、そうすると上手く接着できなかったので、
右の画像のように挟んで接着しました。まるでプラモのムニュ〜はみ出しですね。
これでもまだ隙間があるので、あとでパテなどで修整しますが、とりあえず今はこれでOKにします。
注意:仮組み(1)でも述べましたが、この状態でパテなどを盛ると、組み立てたときに上手く組み立てが
    出来なかった場合、後々の調整が困難になるためです。

D.仮組み-(3)
ここで一旦、簡単な仮組みは完了になります。
左画像は真鍮線を通すと、こうなりますっていう見本です。軸打ちなんて言い方もしますね。
このキットのではありませんが、こちらの方がより理解しやすいと思いのせてみました。
キットのKOGのほうは可動キットですから、通常の固定キットよりは少ないですが、1ミリの真鍮線を要所要所に使用。
右画像は仮組みしたところですが、まだ全部のパーツが組まれてません。
全部のパーツが組めるようでしたら、出来れば組んでおきましょう。
これは、あとあとの塗装や微調整も考えての仮組みですので、とりあえずはOKです。
この後、何度か仮組み&調整を、バランスを見ながら繰り返していくことになります。
現在の状態での問題は、膝の関節で、ポリキャップがうまくハマってくれません。
もしかしたらここは固定式にしてしまうかもしれません。


E.合わせ目消し
ガレキ制作はここで終了です。
なぜなら、この後の工程はプラモデルとほぼ同じ(この回もですが)だからです。
合わせ目を消し、ペーパーがけをし、サ−フェ−サ−を噴いて、塗装になります。

○左画像
右が合わせ目の隙間をアルテコパテで埋め、400番のペーパーでヤスリがけをしたものです。
左が作業前の状態です。
この画像では判別しにくいかもしれませんが、中央のポリはめ部分の隙間がありますでしょ?
実際に組み立ててしまうと、見えなくなる部分ですが、強度確保の意味からも、やっておいたほうが無難です。
瞬間接着剤は意外ともろいですから。

○右画像
段差合わせです。
暗めに撮影したので、太もものパテを盛ったところの色が違うので、よくお解りになると思います。
ここもアルテコパテを盛って、400番でペーパーをかけた後です。
ガレージキットではこういうことはよくある事。ガンプラでも旧キットですとこうなることは多いですね。

こうやって、全体の処理を行うわけですが、400番のあと→600番でペーパーをかけて、一旦サフを噴きます。
そうすると、この合わせ目処理やヒケなどがよく解ります。
合わせ目やヒケ部分に問題があった場合は、もう一度パテなどで修整です。
バランスとりなども、この時に同時進行していき、納得がいったらやっと塗装になるわけです。
(何番までペーパーをかけるのかはご自身の判断で、自分は大体800までで、サフ後1500番で磨くことも)

いかがでしたでしょうか、ガレージキット制作。
一見、敷居が高そうに思えるガレキも、ある程度のプラモの経験があれば、問題はないはず。
大して違いはないでしょ?
フィギュアー系はまた違う分野で、塗装などのやりかたが違うのですが、基本は同じです。
値段のネックはあるかもしれませんが、これだけの造形美はプラモデルではなかなか手に入りません。
(ガンプラではMGなどのほうがよく出来ている場合もありますが)
なかなか大量生産のプラモに出来ないものなどの立体化は、憧れ以外のなにものでもありませんし、
自分のように技術不足でフルスクラッチできない人や、技術はあってもその時間がない方にはうってつけ。
ただそれだけに、値段に見合わない粗悪品も世の中にはありますし、今回の古いキットのように苦労することも多いと思いますが、それでも立体化させたときの感動もヒトシオではないでしょうか?
これを機に、未だにガレキを作った事のない方は、一度は挑戦してみたらいかがですかね。
こんな世界も楽しいですよ。


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