パーツ 複製 やり方
必要な道具一覧
シリコーンゴム ウレタン A・B液 ねんど、プラ版(1.2ミリ)
離型剤 コップ、手袋、輪ゴム ニベア、ベビーパウダー等

いまさらという観もありますが、シリコーンによる型取りをやってみました。
造形村などから、簡単に出来るキットも発売されていますが、取りあえず基本ということで。


体に悪いものばかりなので、十分換気のもと使用してください。中毒になりますよ。
皮膚などの弱いかたは、使い捨ての手袋を使用したほうが良いと思います。ねんどを捏ねる時にも便利です。
その際、手にニベアやベビーパウダーをぬっておくと良いと思います。肌荒れや手が汚れずにすみます。


手袋などは100円ショップ(105円ショップ?)で仕入れたものです。
その他のものもなるべく安く購入してきたのですが、総額1万円近くかかってしまいました。
(なにやってんだか?)

初めての試みでしたので、あまり上手くできませんでしたが、取りあえず制作過程をまとめてみました。

(これに関してだけ云えば、部品注文のほうが断然安あがり!!)

以前オークションで購入したガレキにおまけでついていた「モデル・テクニクス2」等を参考にしました。



ねんどを軟らかくなるまでこねます。
それを平らに伸ばして型取りパーツの大きさくらしにします。
(本当は、始めから簡単な設計図を書いてからやるらしいのですが、ちょっとでも早くやってみたく、省略してしまいましたが、結論からいいますと、やはりあった方が良いと思います。)
その平らにしたねんどに原型をはめこみます。半分くらいでしょうか?
ねんどと原型の間に隙間が出来ないように先の細い棒などで、丁寧に埋めていきます。
最後に、原型の近くは小さいダボ穴。その他は大きめのダボ穴をつけます。(ペンや筆の裏側などを使って)
ダボ穴の深さは、だいたい3〜5ミリ程度
(急いでやったので、ねんどがあまり平らではないのはご勘弁を、ここはしっかり平らにしたほうが無難です。この手抜きが、後々ひびいてきます。)

プラ板で四方を覆い、シリコーンゴムを流し込む準備をします。
この際、原型と同じく、ねんどとプラ板の間をしっかりと隙間埋めします。
(シリコーンゴムを入れたときに隙間から漏れないようにしっかりとおこないます)
シリコーンゴムを入れる前に、軽くでいいですから、離型剤を噴いておいたほうが良いです。(あとで解ります)
「モデルテクニクス」には、プラ板はつるつる面を内側にすると書いてありましたので、そのようにしましたが、他のところではザラザラ面とのこともありました。どちらが良いかは判りませんが、取りあえず問題はありませんでしたので、つるつる面を推奨にしておきます。
プラ板の外に出たあまった ねんど は切り取るのが普通のようですが、シリコーンが溢れたときように多少残してみました。

シリコーンゴムの混合を行うまえに、片面でどれくらいの量を使用するか調べておきます。(無駄を無くすため)
使用量がわかりましたら、その量の1/7程度のシリコーンゴムを作ります。この際の計量はしっかり行います。
自分は計量カップが勿体無かったので、計量カップに水を入れ、それを、使い捨てのコップに移して、そこに線をひいて計量しました。その際に水をいれたコップは使用してません。シリコーンは水との相性が悪いそうなので。
少量のシリコーンが出来上がったあと、ついに流しこむわけですが、始めは30センチくらいの高さから液が糸状になるように落とし込みます。(液状とはいえゴムなので、空気が中に入ってしまうため)
写真ですと少し多めに入ってしまっているシリコーンですが、原型とゴムの間に入った空気を抜くため、エアーブラシなどで空気を吹き付けて、馴染ませます。寒いとゴムが硬くなるので、硬いようでしたら、ドライヤーなどで軽く暖めてください。

その後、残りの液を作り1センチ以上の厚みになるようにシリコーンゴムを加えます。

硬化時間は約半日とのことでしたので、12時間以上放置して硬化を待ちました。早く硬化させるためにいろいろとやり方もあるようですが、ここは基本を忠実に。
さあ、待ちにまった瞬間です。プラ板を外し、ねんどをゆっくりと剥がしていきます。ペロッと剥がれる予定だったのですが、思いっきり失敗してしまいました。
離型剤を散布しなかったのが敗因のようですが、普通は綺麗にはがれてくれるようです。どうやらねんどに問題があったのかな?
ねんどはボークス等に売っている「ほいく粘土」が一番相性が良いと他のHPには書いてありました。(早速購入してきましたが、まだ試しておりませんので未確認です。)
この後、張り付いたねんどを取るのに悪戦苦闘しました。
注意:このとき原型はゴムより離してはいけません。離すと必ず失敗するそうです。

↑の失敗をきに、離型剤を今度はしっかり噴いて(吹きすぎた。出来上がったときにムラになるので、吹きすぎも要注意のようです。)、周りをプラ板であふれないようにしっかり固定。写真ではガムテープが4つ角にしかないように見えますが、裏側もしっかり固定してあります。
そしてやることは3番目と同じやりかたで、シリコーンを流し込みます。

そしてまた半日待ちました。

出来た型がご覧の通りのものです。
写真ではすでに原型を外し、注入口1箇所、空気抜け穴2箇所を彫刻等やカッターなどでゴムを削り作りました。
(写真下のほうに、3箇所あるのがお判りでしょうか?)

空気の抜け口を設けないと、中にウレタンが流れこまず、空気が溜まってあきが出来てしまいますので、必ずつくります。
ウレタンを注入するときにもなるべく1箇所から注ぐように心がけます。

離型剤を噴いたあと、合体し、太めの輪ゴムでしっかり固定します。この固定があまいと、下のような失敗作が出来上がってしまいます。
そしてついにウレタンの注入です。シリコーンと同じく計量して、同量の液を別々の容器に入れます。
(シリコーンと違って、硬化が非常に早いので、別々に計量して混ぜ合わせるのが良)
ウレタンは硬化が早いので、棒などで30秒ほど丁寧に素早く混ぜ合わせます。(1〜3分くらいで硬化が始まる)
硬化が始まると、白っぽくなりはじめ、熱を発しますので、何回かやれば、タイミングはすぐに慣れると思います。

ちなみに、ウレタンのA液はプラスチックを溶かすようです。コップが使用後溶けていました。(短時間なら問題ない)

弱めに輪ゴムを留めたために、ウレタンが注入中に下から漏れてきてしまって、大変なことになった1回目。
大失敗!!!!

途中で注入をやめたのでこうなってしまった。

硬化時間はだいたい5分〜10分。これは念を入れて15分くらい放置してから分離しました。

このときウレタンを作りすぎてしまい、これも大失敗。
実際は30ccあれば十分だったのだが、100cc(A液50・B液80)も作ってしまい無駄に。この失敗を2回目に生かすことに。


2回目です。
今度は先ほどの失敗を生かし、ウレタンを30cc(A液15cc・B液15cc)作り、今度は万全の体制に。

と、意気込んだのですが、しっかり輪ゴムで固定したので、漏れはなかったのですが、注入で失敗してしまいました。

注入口から入れていったのですが、なかなか他の2箇所の液面が見えなかったので、3箇所ともに注入していまいご覧のとおりの結果に。
空気の抜け穴にウレタンを注ぐのは失敗の原因ですので、やらないほうが無難です。

3回目。
やっとそれらしいものになりました。
成功といっても、
粗悪品のガレキなみのデキ!!!
バリもバリバリ(死語)にあります。

次のときにこの教訓をいかして、とりあえずは満足することにしました。

このあと、何セットか作って、今回は終了!